国際税務 News & Database

海外資産の相続税申告漏れは1件当たり7,477万円~国税庁まとめ

2010.12.16

国税庁は、このほど平成21事務年度における相続税の調査事績をとりまとめました。

それによると、同年度中に実施された調査1万3,863件(前事務年度1万4,110件)のうち申告漏れ等の非違があった件数は1万1,748件(前事務年度1万2,008件)で、非違割合は84.7%(前事務年度85.1%)、申告漏れ課税価格は、全体で3,995億円(前事務年度4,095億円)にのぼっています。

同庁では従来より、海外資産の把握に努めており、平成21事務年度においては、海外資産関連事案について531件(前事務年度475件)の調査を実施しています。

その結果、426件(前事務年度377件)の非違につき319億円(前事務年度353億円)の申告漏れ課税価格を把握しています。1件当たりの申告漏れ課税価格は7,477万円(前事務年度9,362億円)で、相続税調査全体の平均(3,400万円)の2.1倍となっており、富裕層による海外資産の申告漏れがうかがえる結果と言えます。

国際税務研究会リニューアル
新しくなった「国際税務データベース」のご利用はこちらから
情報記事見出し検索サービス
国際税務メールマガジン お申込みはこちら
資料請求はこちら